
野の花工房のコンセプト

野の花工房のある福井県は、里山や自然に囲まれ、四季のはっきりしたとても住みやすい町です。 野の花工房は、その福井の中でも鯖江市の、さらに里山に囲まれた町にあります。 近くには越前和紙や越前漆器の生産地があり、古民家も多く集まっていて、工芸活動や地産地消の運動が積極的な町です。 そんな中で、地域の人々や職人の方達に支えられながら、日々パンを焼いたり、料理を作っています。
地元里山の生産農家の方、製造業の方、パワフルな女性の方から10代の学生さんまで、老若男女を問わず、工房を訪れる人はいろいろ。
地元の人達と助け合いながら、四季を食や風景の中に感じながら暮らしていく。それは普通のことですが、現代となってはその普通を保つことが難しくなりつつあります。
大切な人と人のつながりと出会い。
あたりまえがあたりまえであること。
素朴で、シンプルであることは一番むずかしく、それは手間のかかることではあるが、
人の暮らしや心を幸せにする大切な要素であり、ずっと大事にしていきたい。
それが、野の花の考える「暮らし」のありかたです。
物語があって、想いがあって、人がいて・・。 そのたくさんの繋がりや想いを、野の花工房の手掛ける食から感じ取っていただければ幸いです。